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  ShaRiR Shuddhi

2014年03月12日

日々食べている遺伝子組み換え食品!

日々食べている遺伝子組み換え食品!

 今日は、前回にも触れましたが、遺伝子組み換え技術を用いた農産物やその加工食品(以下遺伝子組み換え食品)について取り上がたいと思います。この問題は、今後さらに大きな問題となる可能性が高く、非常に危険な食品ですが、報道されることも少なく、さらに正しく認識されていない状態です。また以前に取り上げた「危険な食べ物は油です」とも大きく係りがあります。

 近年遺伝子組み換え農作物の栽培は、世界的に飛躍的に増加しています。
 日本では、遺伝子組み換え農作物は、商業的栽培は現在まだ行われていませんが、トウモロコシ、ダイズ、ナタネ、テンサイ、ワタ、アルファルファ、パパイヤの7つの農産物が食用として承認され、原料の形態(パパイヤにおいては生鮮青果本体も)で輸入され、その金額は世界でもっとも多いと推定されています。

 しかしながらこれだけならまだそれほど多くはないと思われるかもしれませんね。それに遺伝子組み換え食品は危険なので、納豆や豆腐のように、原材料の欄に「遺伝子組み換えでない」と表示されているのを選んでいるから、大丈夫だと思われているでしょうか?

 ところが、遺伝子組み換えの表示は、非常に不完全で曖昧になっていて、遺伝子組み換え原料を使っていても、条件を満たせば表示しなくてもよいことになっているのです。その条件とは以下の通りです(農林水産省のホームページから更新日:平成25年1月23日))。

@ 原材料は、含有率の多い物から順に記載されますが、4番目以降のものに遺伝子組み換え原料を使っていても表示義務がなく、3番目までであってもすべての原材料の重さに占める割合が5%未満であれば表示義務がない。
A 遺伝子組換え農産物を原材料として使っていても、組み込まれた遺伝子やその遺伝子が作るタンパク質が製品中に残っていなければ、表示義務がない。例えば油や醤油、でんぷん、異性化糖などがそれに相当します。
B 「遺伝子組み換えでない」と表示は、検出ゼロという意味ではなく、5%以下であればその表示が使えることになっている。

 表示がこのようなルールになっている為、遺伝子組み換え食品とは判らずに、実際たくさん口にしてしまっているのです。
 「遺伝子組み換え使用」と表示がないのに遺伝子組み換え原料がよく使われている食品は、具体的には以下のようなものです。

1. 食用油、サラダ油、マヨネーズ、マーガリン、ショートニング
 これらの油類は、ナタネ(キャノーラ)が原料として多用(トウモロコシや大豆やワタも使用)されており、遺伝子組み換え作物と係わりが深いにも拘わらず、組み込まれた遺伝子やその遺伝子が作るタンパク質が製品中に残っていないことから一般に表示義務がありません。
 市販されている植物油は、原料がナタネである割合は前述のとおり高いのですが、日本のナタネ自給率はなんと0.1%以下だそうです。輸入されているナタネの約9割が遺伝子組み換えだそうです。
 ですから、食用油を用いる食品、市販のお弁当やお菓子などをはじめ、様々な商品または家庭で作る油を用いた料理は、かなりの割合で遺伝子組み換え食品になると思われます。

2. 甘味料
 原材料の欄に水飴、果糖、ブドウ糖、異性化糖(ブドウ糖果糖液及び果糖ブドウ糖液)、液糖、ソルビットと表示されているものは、殆どが遺伝子組み換えトウモロコシ由来のコーンスターチが原料ですが、やはり表示義務がありません。「水飴」は大丈夫と思っていましたが、麦芽や玄米から作られているもの(麦芽水飴や米水飴)以外は、殆どが遺伝子組み換えです。
 これらの表示の甘味料は、多くの清涼飲料水、お菓子類、ケーキ、アイスクリーム、パン、調味料(ポン酢など)、缶詰、つくだ煮、ジャム、酒、練り製品、発酵乳酸飲料など、ありとあらゆるものに入っています。特に異性化糖は、約9割が遺伝子組み換えで、しかもその消費量は年間100万トン以上で、大雑把に国民一人当り毎年10Kgの異性化糖を取っていることになります。

3. 醤油
 大豆を主原料にしていますが、組み込まれた遺伝子やその遺伝子が作るタンパク質が製品中に残っていないことから一般に非表示です。

4. トウモロコシから製造さえるコーンスターチ(デンプン)
 水産練り製品、米菓やスナック、ビスケットなどの和洋菓子、麺類、片栗粉、カレー粉、天ぷら粉、ベーキングパウダーなど、また食品を凝固させることから、プリンやカスタードクリームに用いたり、またとろみを出すことからフランス料理や中華料理にも良く使われます。さらに麦芽でないビールや発泡酒の副原料としても使われています。

5. 大豆タンパクを含む食品
 ハンバーグ、ハムなどの食肉加工製品、プロテインパウダーなど

6. 食品添加物やサプリメント

7. コーンフレーク
 これも、遺伝子組み換え義務表示の対象外

8. 乾燥マッシュポテトを使用したベビーフード、馬鈴薯デンプンを使用した 加工食品、弁当、惣菜等。

 
 どうですか?驚くほど多くないですか!

 また遺伝子組み換え作物は、食用以外に飼料用としての輸入が許可されています。日本の場合飼料の自給率は20%台と、圧倒的部分は米国からの輸入で、その米国では大豆生産の93%、トウモロコシの86%が遺伝子組み換えのようです(2009/2010 Genetically modified food Wikipedia)。

 例えば日本のトウモロコシの輸入量総量1600万トンで、その内1200万トンが飼料用で、その95%が米国からの輸入です。上述のように米国のトウモロコシの86%が遺伝子組み換えなので、単純計算で1000万トンの遺伝子組み換えトウモロコシが飼料用になっていると考えられます。その他、大豆や甜菜なども飼料用として輸入されています。

 例としてBt遺伝子組み換えトウモロコシ(害虫殺虫性作物)は、害虫を殺すタンパク質を組織内に作りだすよう操作された植物ですが、これまで遺伝子組み換え企業は、遺伝子組み換え作物が作り出す殺虫性のタンパクなどの有毒成分は害虫には効果はあるが、人間や動物では腸で消化、分解され、体外に排泄されるから無害であると説明してきました。

 ところが、妊娠した女性の93%、80%の胎児からこの有毒成分(Cry1Ab)が検出されたという調査結果が2011年にカナダで発表された(Bt toxin found in human blood is not harmless)。
 この研究を行ったのはシェルブルック大学病院センターの産婦人科の医師たちだ。彼らは30人の妊娠女性と39人のまた子どもを持っていない女性から血液のサンプルを調査した。遺伝子組み換え経緯の有害物質が93%の妊娠女性の血液(30人のうち28人)から検出され、80%の女性(30人のうち24人)の臍帯血からも検出された。妊娠していない女性のケースは69%(39人のうち27人)。
 この毒素は、遺伝子組み換えトウモロコシを飼料とした家畜の肉や牛乳、卵などを食べた結果と考えられる。遺伝子組み換え関連の有害物質が妊娠した女性、胎児、妊娠していない女性の血の中に存在していることをこの調査は初めて明らかにしたものです。

 このことは、飼料に遺伝子組み換えを多用している日本においても、同様に家畜の肉や乳や卵にも有害成分(タンパク質やDNA)が蓄積されており、それらを食した日本人も、またその有害物質に汚染されていることが当然予測されます。ところが日本では、なぜかこのような報道や調査もされていません。

 このような遺伝子組み換え飼料を介して、有害成分が人の体に取り込まれ、作物などにも影響し、悪循環を形成し、人や生態系が悪影響を受けることを、日本ナチュラルライフ協会さんのサイトで解り易く説明されていますので、以下に部分転載します。


遺伝子組み換え穀物.png

■牛、豚、鶏などの家畜は、遺伝子組み換えトウモロコシを餌として食べさせられています。
  ↓
■遺伝子組み換えトウモロコシを餌として食べた家畜の体内には当然、人体に悪影響を与える遺伝子組み換えによる毒性が蓄積していきます。
  ↓
■遺伝子組み換えによる毒性を持った家畜の肉、卵、牛乳にも当然、遺伝子組み換えによる毒性が存在しています。
  ↓
■私達は、その肉、卵、牛乳を飲むことによって間接的に遺伝子組み換えの毒性を摂取しています。

■遺伝子組み換えトウモロコシを餌として食べた家畜の糞尿には当然、遺伝子組み換えによる毒素が含まれています。
  ↓
■その糞尿を有機肥料として野菜や大豆などを育てます。
  ↓
■すると、その野菜や大豆などにも当然、遺伝子組み換えの毒性があると考えられます。
  ↓
■私達は、その野菜や大豆を食べることによって間接的に遺伝子組み換えの毒性を摂取していると考えられます。

■遺伝子組み換えの毒性を持っている野菜や大豆などからでる生ごみもリサイクルして有機肥料として使用されます。
  ↓
■有機肥料は土と融合しやすいので、土壌内にどんどん蓄積していきます。遺伝子組み換え毒性を持った有機肥料を使えば、その毒性が土壌にどんどん蓄積されていきます。(野菜や大豆だけでなく、糞尿も有機肥料ですので、同じことが言えます。)
  ↓
■遺伝子組み換え毒性が蓄積した土壌で育てる野菜や大豆などには、どんどん遺伝子組み換えの毒性が増加していきます。
  ↓
■私達は、その野菜や大豆を食べることによって、濃度が徐々に増加していく遺伝子組み換えの毒性を摂取することになります。

 いかがですか? 遺伝子組み換え飼料からも、如何に日本で遺伝子組み換え食品が、蔓延することになるかが良く判ります。

 次にこの遺伝子組み換え食品の危険性や問題点について、見てみたいと思います。

 人間が未だ想像も付かないような健康被害や環境被害が潜んでいるかもしれませんが、今までに報告された数多くの様々な実験から、健康や環境に対する問題をまとめてみると、以下の通りです。

@ アレルギーやガンの原因となる
 組み込まれた複数の遺伝子が作り出すたんぱく質などの物質により、アレルギーを引きをこしたり、ガンを誘発することが予想される。
 フランスでのセラリーニ氏らによる 遺伝子組み換えの飼料を与えたラットでの 報告が有名です。ガンの発生の研究は大きな反響を呼びました。

A 不妊性、免疫の問題、加齢の進行、インスリン調節、主要臓器と胃腸系の変化など
 アメリカ環境医学会(AAEM)によると、いくつかの動物実験では、遺伝子組み換え食品に付随した深刻な健康リスクがあることが示されており、遺伝子組み換え食品と健康の悪化については偶然とはいえない関係があると言う。

B 人間の消化器官を狂わせる
 2004年に行われた研究によると、遺伝子組み換えのDNAは 人間の消化器官に留まり続けることが わかっています。つまり、腸内のバクテリアに遺伝子組み換え作物からDNAが転移し、無限にそのDNAが再生産されるのです。

C 除草剤の使用を増加させる
 遺伝子組み換え企業の宣伝では 遺伝子組み換えを使えば農薬が減るというのですが、現実は、大規模に遺伝子組み換えが導入されているところではどこでも除草剤の使用が激増しています。

D 天然の種子や蜂・昆虫に損害を与える
 元々自然に存在する種子が 遺伝子組み換え作物の花粉で汚染されています。そして蜂や蝶などの昆虫にも大きな損害を与えています。

E 土壌のミネラルを激減させ、有益なバクテリアを破壊する
 土壌に入った遺伝子組み換えのDNAは土壌のバクテリアにも作用します。
 有益なバクテリアを破壊し、必要な土壌のミネラルを破壊します。

F 遺伝子組み換えにより、作物を破壊する超耐性の雑草・害虫を産出す

 遺伝子組み換え作物は、強力な農薬に耐えるような遺伝子が、組み込まれています。しかし、雑草にもその性質が獲得されてしまい、すぐに農薬の効かない”超耐性雑草”が生み出されてします。
 その結果、農薬のさらなる増加につながり、作物の被害が次々に起っています。さらには毒素の効かない超耐性を持った害虫もあらわれています。

 また、最近の最も新しい報告(2013年05月29日のIntellihubのニュース)では、北アメリカのノバスコシア州で、「毛が抜け落ちた野鼠」と、「それらを食べて毛が抜け落ちた野生の猫」が大量に発生しました。
 この光景が異常だと報告書が上がり、ダルハウシーの公共衛生研究所長のウォーカー医師は、モンサント社のキュウリを試食し続けた643人の男女の医療記録を入手するように要請されました。
 その調査で、ナンシー・ウォーカー博士はモンサント社が作ったキュウリを食べた人々のうち3/4の人は”陰毛”が抜け落ちていることを突き止めたのです。
 そして、モンサント社製の穀物の栽培や胡瓜の酢漬けなどの加工品の販売は即座に禁止になりました。

 ただ実際、有害性の程度や、長期的な影響となると、実験や判断は非常に難しくなることも事実です。しかしながら、問題や被害が起こってからでは遅いのです。だから出来るかぎり慎重に考察し、判断しなければなりません。

 遺伝子組換作物とは、遺伝的性質を付加したり改変する為に、そのような性質を持った遺伝子が組み込まれたものです。現在主に利用されている遺伝的性質は、主に除草剤耐性と殺虫性です。
 除草剤耐性とは、ある除草剤成分に対して耐性を有するもので、除草剤の種類と量を減らすことを目的としたものです。
 また殺虫性とは、害虫を死滅させるタンパク質を作り出す性質で、その作物を食べた害虫を死滅させることで、害虫を駆除することを目的としたものです。

 これらの性質を有する遺伝子を「導入遺伝子」といいますが、ある性質を導入し機能させる為には、「導入遺伝子」以外にもプロモーター(プシュタイ事件で疑惑(有害の可能性)が指摘されている)、エンハンサー、ターミネーターと呼ばれる遺伝子領域を組み入れる必要があります。また一般にマーカー遺伝子として抗生物質耐性遺伝子(癌発生が指摘されている)も一緒に組み込まれています。

(注:用語説明)
プロモーターとは、毒素の産生を促す、いわばスイッチのような役割を果たす遺伝子領域
エンハンサーとは、遺伝子活性化因子と結合することで遺伝子の転写量を大幅に増大させる遺伝子領域
ターミネーターとは、毒素の産生の終了を知らせる遺伝子領域
マーカー遺伝子とは、選抜のための目印(マーカー)となる遺伝子
 組み換え操作したいくつもの細胞のなかから組み込みが成功したものを選抜するために細胞を抗生物質の液に浸す。抗生物質耐性遺伝子がちゃんと細胞の中に入った組み換え成功の細胞だけが抗生物質の影響を受けないのでこれを選抜できる

 このように一つの性質を持たせる為に、複数の遺伝子が組み込まれています。このような遺伝子や遺伝子領域が、腸内バクテリアに移転したり、体内で新たに未知の物質(トリプトファン事件は有名です)を作り出す可能性があります。

 さらに組み込まれた遺伝子や遺伝子領域によって、既存の遺伝子が有した特徴が失われたり、全体的なバランスも変化するように感じます。

 私は遺伝子工学の専門家ではもちろんありませんが、理系の人間(薬剤師)として、失われたその特徴に役割はなかったのでしょうか? 全体的なバランスは重要ではないのでしょうか?

 などなど危険性を感じます。

 
 また遺伝子というのは、体や組織の中で生命を維持する為に必要な情報が記録され、その情報に基づいて生命にとって重要なタンパク(化学的にに肉体を調整する物質)などを複製し、供給しつづける為にあります。

 生命にとって根源的な非常に重要な情報ですから、これを改変するというのは、生命にとって様々な影響が予想され、その影響度は非常に大きいことが容易に想像されます。

 現在の遺伝子組み換え食品の表示ルールでは、遺伝子が作り出すタンパク質やDNAが検出されないということで、油類や糖類やコーンスターチ(デンプン)は、「遺伝子組み換え原料」が含まれていることを表示する義務がないことになっています。

 組み込まれた遺伝子のDNAやそれによって作り出されたタンパク質が検出されないからといって、本当に問題がないのでしょうか?
また遺伝子操作された作物は、良質で栄養に富む作物として収穫できるのでしょうか?

 私は食べたくありません。

 
 このような農作物が、安全であるかどうかをもっと実験するべきであると指摘などがありますが、それ以前に作る必要もないし、食べるべきものではないと思います。将来有毒性が明らかになり、被害が出てからでは遅いのです。

 私は、遺伝子の改変というのは非常に危険で、恐ろしいことだと思います。医学の世界で放射能の害が恐ろしいのは、この放射能がこの遺伝子を容易に破壊するものであるからです。

 また最後に、長く認められていなかった商業栽培も2011年12月1日時点で、71件の遺伝子組み換え作物に許可がおり、その後も少しずつ増え続けています。

 商業的にはまだ殆ど栽培されていないでしょうが、このような作物が栽培され、環境が破壊されることも懸念されます。

 生命や環境にこれ以上悪影響をもたらさないように、一人一人が遺伝子組み換え食品を排除するよう意識していくべきだと感じます。

(参考資料)
遺伝子組み換え食品の安全性をめぐって----プシュタイ報告を中心にhttp://homepage2.nifty.com/bio-anzenken/Puztstai.html
遺伝子組み換え入門
http://www.yasudasetsuko.com/gmo/index.html
真実を探すブログ
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-451.html
My News Japan
http://www.mynewsjapan.com/reports/1691
weblio 辞書
http://www.weblio.jp/content/Bt%E3%83%88%E3%82%A6%E3%83%A2%E3%83%AD%E3%82%B3%E3%82%B7
日刊ベリタ:2012年04月02日13時09分掲載  無料記事
http://www.nikkanberita.com/print.cgi?id=201204021309561
Martin Island 〜空と森と水と〜
http://martin310.exblog.jp/17328828
遺伝子組み換え食品の問題点B「知らずに食べてる異性化糖」
http://entertainerssho.info/chemicals-stress/agricultural-chemical/gene3.html
日本は遺伝子組み換え食品輸入大国
http://chikyunotamamono0705.cocolog-nifty.com/blog/2013/07/post-0016.html
Wikipediaを使用

posted by シャリール at 15:34| Comment(0) | 食品の危険性
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